エミュレータといえば何故か違法というイメージが付きまといます。
という話をするとめっちゃ長くなるのでそんな話じゃないです。
BIOSを使用するエミュレータについて
今一度もう少し考えてみることにします。
そもそも、実機を持ってなくても今では数々の
公式商業用エミュまっしーん等が売られているので
なんとかなるんじゃない？と思うわけです。
で、BIOSを必要とするエミュレータをちょっと書いてみます。
各種MSXシリーズ(HLEのC-BIOSあり)
ファミコン ディスクシステム
PCエンジン CD-ROM^2(システムカード)
ネオジオ
ネオジオ CD
メガCD
プレイステーション(HLEBIOSあり)
プレイステーション2
セガサターン(HLE一部内包？無くても動きます)
ドリームキャスト
まぁ、メジャーどころをとりあえず書いてみました。
もっとありますけど。
次にBIOSの吸い出し方等ですが実機がなくてもいけそうなやつ。
各種MSXシリーズ。公式エミュがあるのでこれを購入して引っこ抜けば使えます。
C-BIOSという互換BIOSもあります。
ファミコン ディスクシステム。クラシックミニ ファミリーコンピューターから
初期版のBIOS吸い出すことが出来ます。
ツインファミコン実機ではドライブ壊れていてもBIOSは吸い出せます
RAMアダプターに関してはお好きにどうぞ。
PCエンジン CD-ROM^2(システムカード)。
これも公式エミュレーターゲームから強制的に
RUNボタンが押されるBIOS抜けるみたいです。
そもそも実機でもHuカードなので簡単な部類だと思います。
PCエンジンミニに関してはお察しください。
システムカード3.0とアーケードカードProの違いは
多分SRAM、DRAM増えたぐらいだと思いますが
アケカProとアケカDuoは搭載メモリの違いだけではなく多分
BIOS部分はProにしか載っていないので
アケカDuoはSRAM、DRAMだけ
(DUO本体にBIOSあるので)のような気がするので
吸い出し用に買わないほうがいいと思います
普通に遊ぶ分にはシステムカード3.0だけでもいいですが
ゲームによる特殊画面見たいのなら古いシステムカードも必須です。
ネオジオ。家庭用よりMVS用のBIOSがAndroidアプリやらSteamアプリやら
割と色んな所から引っこ抜けます。
2023年、豆用フルセット欲しいならSteam版おま国ゲーStreet Hoop一択です。
お察しください。
ユーザーメイドのUNIVERSE BIOSというものも存在します。
そして、Twitch prime会員限定無料配布のBIOSもほぼ全部入り(当時)でした。
ネオジオCD。とりあえず普通のネオジオのフォント(?)のBIOS
000-lo.loもいるのですがそれは上記のネオジオBIOSに含まれるとして
NEOGEOCD独自のBIOSのほうですが、ネオジオCDにもUNIVERSE BIOSがありますが
対応したエミュが今のところありません。
しかし、RAINE（今でも日本語読みライネなんすかね？)というエミュでは
NGCD debug BIOSというユーザーメイドなデバッグBIOSが使用できます。
2023年現在RetroArchとUNI-BIOSで普通にいけるようになってます。
そしておま国のSteam版Street HoopのBIOS群に
Neogeo、NeogeoCD分BIOSがUNI-BIOS 4.0以外全部(名前違いのダブり多数)
入ってました。のでネオジオ系はお察しください。
メガCD。今の所、実機しか無理な気がしてます… 残念…
使用するに当たっては実質実機からしか無理です。
現在いろんな方の知恵で実機からの吸い出しはそこそこハードルが下がりました。
メガドライブミニ2出たからいけるんじゃない？
と思ってる人がいそうですが抜き出せたとて
それはメガドライブミニ2でしか使ってはいけないとかなり念押しされてます。
(前回からそうでしたけど)のでお察しください。
プレイステーション。プレイステーション クラシックからPSP用の抜き出せます。
まぁHLE BIOSがありますけど。
最近PS3エミュで使う公式ファームウェアから抜き出した
やつが使えるエミュレータも出てきたようです。
プレイステーション2。これも今の所実機からしかなさげです… 残念…
でも超絶簡単になりました。現在逆に実機がブームになってます。
買うならSCPH-50000以降でそれ以前のはファンの音量が爆音です。
(静音化改造できるんなら自己責任でやってみてください)
セガサターン。これも今の所、実機しか無理な気がします… 残念…
実機からでも必要なハードウェア類が高く未だに厳しいです。
ドリームキャスト。これも実機からしか無理ですが、かなり簡単になってます。
ゲームの吸い出しのついでにBIOS吸い出しができるので当然と言えば当然なのです。
2023年未だに厳しいのはサターンです。
お金があれば大丈夫ですけど。
セガCDのBIOSのとこでも書きましたがミニハード系はどの機種も
基本的にはそのハード以外での使用はNGと思われますが
Steamとかのは微妙なところです。
ということで現状購入とかできて簡単にできそうそうなやつだけ
並べましたが意外と違法ダウンロードをしなくても出来る気はしてます。
まぁ、そういう行為もすすめられるものでもないんですけど…
そもそもリバース・エンジニアリングとか
禁止されてるソフトやハードもあると思います。
吸い出せるのと使用はまた別の話です。
レトロPC系はX68Kはシャープさんが無償公開(個人的な利用だけ)
してくれましたがそれは太っ腹すぎるだけで他のPCは実機ないと無理と思います。
今回もわざとリンクも写真も貼ってない文章だけにしました。
#追記 2023/02/04
2023年の最新状態に文章を少し追記とかしました。
終わり。
