しげしげブログ

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メガドライブ フレームマイスター対策こっそり改造

えーと、メガドライブのRGBケーブルの殆どが同期信号をC-Syncでなくコンポジットから取ってるのですが今となってはRGBケーブルの方が貴重な気がするのでケーブルではなく本体をこっそり(外を見ただけだけでは分からない、すぐ元に戻せる的)改造をすることにしました。

以前にも書いたような気がしますがメガドライブNTSC複合同期信号は不安定でフレームマイスターで同期信号のレベルを上げて映ったとしてもたまに乱れたりします。フレームマイスターだとアナログなブラウン管のようにとりあえず映ればいいものではなくてキチンと同期をとってやらないと多分ゲームがズレて行くと思います。同期を取らない設定にすれば乱れは起きないような気はしますが。

と前置きが長くなりましたがこっそり改造ということでガワを傷つけない改造をしました。

今後もコンポジットビデオを使用する場面もあるかもしれないのでスイッチで切り替えできるようにしました。

改造に必要なのは75Ωの抵抗1つと配線材少々と適当な三接点スイッチひとつです。

フレームマイスターやRGB接続でしか使わないと割り切るならスイッチと配線材いらないです。

その代わりコンポジットビデオは全く使えなくなります。

改造内容を簡単に書いておきます。僕が改造したのはVA5/VA6って書いてるリビジョンです。

まずバラした後、基板を裏返して思い切ってコネクタの5番ピン(コンポジットビデオのピン)のパターンをカッターかなんかでカットします。

そのピンに基板から出ているソニーのRGBエンコーダーチップのC-Sync信号を75Ωの抵抗を挟んで繋げるだけです。

でも、これだとコンポジットが映らなくなるのでさらに三接点スイッチにコンポジット、C-Syncを切り替えられるようにして本体の隙間にこっそり入れます。

こんな感じです。信号分かりやすくするため配線の色変えてます。

ショート対策の為ビニールテープ貼ってます。

この写真の基板端になんか半田ゴミが付いてますが気にしないでください。コネクタ周りが汚いのも元々です。
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メガドライブのコンポジットは元々汚いですがノイズ対策として配線はなるべく短めにした方がいいかと思います。まぁ、プラシーボレベルだとは思いますが。

スイッチは固定してないので基板を戻したらこんな感じになります。普段はあんまり触らないのでまあいいです。
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改造を戻すにはスイッチとかとっぱらって黄色の線を配線してるとこと橙の配線してるとこを短く繋げたらいいだけです。

この改造をすることによってフレームマイスターでの表示は安定し、フレームマイスターのデフォルトの同期信号レベルでもバッチリ映るので良いと思います。でも、どうもゲーム毎に同期信号出力レベルが違うような気もします。

俺はガワごと改造してもいいんだ!という方は外側に同期信号切り替えスイッチをつけてもいいと思います。その方が便利です。

メガドライブ2もコレを応用した改造をしようと思ってますがさらに細かくてめんどくさそうな作業なので結局やらないような気がします。