さて、世の中ではkazzoやら何やらある時代なので
そういう環境作ってしまえば色々と吸い出しとか出来ると思います。
ディスクシステムのBIOSも昔はレトロフリークで
出来てたような気もしますが今ではもう出来ないようです。
今回はネットで色々見てて面白い方法でやってる方を
見つけたのでそれでやってみたので書いておきます。
ただし、FDS形式のファイルをディスクに
書き込んでやる方法なので割と敷居が高いかもしれません。
FDSStickとかでも出来ると思われますが僕はやってません。
とりあえず
Tape Dump instruction manual
こちらのツールを使ってやる方法です。
このツールはそもそもアレなやつと思いますが今回は
ディスクシステムのBIOSを吸い出す話だけです。
他の機能には言及しません。各自調べてみてください。
ファミコンディスクシステムのゲームをパソコンで遊ぶ。 - White Alpaca World
作業に関してはこちらのサイトを参考にさせていただきました。
Windows 10 (x64)で問題なく吸い出しできました。
さて、僕のやった方法はTape Dumpのアーカイブに
入っていたFDSファイルを実機で実行させて吸い出したのですが
今、もしかしてちっさいファミコンの例のハッキングで
初期BIOSも吸い出せるんじゃないのか?!と思ったので
暇な時実験してみます。
とりあえず僕の使っているゲームセレクターにはラインアウトが
ついていたのでこれとPCのマイク入力を接続します。
ラインアウトがない場合とかはどうにかして繋げてください。
後は先のブログに書いていたように
切り出しツールとかも準備しておいてください。
繋げた後にTape Dumpに入っていた
ディスクイメージ(TAPEDUMP.FDS)をなんとか実機で起動します。
起動しました。
音声の録音は僕がMSXのデータレコーダー代わりにもしている
愛用のSoundEngineFreeを使わさせていただきました。
とりあえず端子を繋いだら1チャンネル、8bit、44100Khzで
録音できるように設定します。
録音待機してAボタンを押します。
するとこんな画面になります。
2400ボーが大好きなのでさらに何回かAボタンを
押してオレンジ色で2400ボーに設定。
SoundEngineFreeを録音開始してスタートボタンを押します。
すると画面が真っ黒になってピーガー鳴り始めます。
接続方法によっては無音になりますが。かなり長いです。
録音中。
終わると画面が戻るので録音終了。
ピーガー始まった部分とかを少し編集します。
(うまくいってたらしなくてもいいかもしれないです)
で先のブログに書いていたようにダウンロードしてきた
切り出しファイルとかのフォルダに
disksysbios.wav
として保存。
でこのようなファイル構成にします。
おもむろにdisksysbios.batを実行!!
NESファイルに変換後、無事切り出されたようです。
ここで失敗したのなら多分録音の時点で失敗してるので
長い時間をかけて何回もやり直してください。
そのうち成功します。多分。
切り出されたファイルのCRC値とかです。
いわゆる後期バージョンですね。
持ってるRAMアダプター全部後期版でガッカリしましたが
ちっさいファミコンのハックで
初期版取り出せるかもしれませんね。
でも、ホントに相当暇があるときにしかやらないですよ!
終わり!!
追記です。
そういえばRAMアダプターのBIOSのバージョンを
調べるコマンドがありましたがいつもすぐ忘れるので書いておきます。
僕は忘れていたので別の方が情報公開されているブログを見ました。
ネット上で公開してくださる方ありがとうございます。
それによりますと
START+SELECTを押しながらリセット。
このまま放置しておくとポート確認画面まで行きます。
ちっさいファミコンでもこの画面は出すことが出来ました。
バージョンとか出すにはポート確認画面に行く前に
Iコンの右とAボタンを押すと表示されます。
こんな感じです。
僕が持ってるやつは全部これでした。残念。
ツインファミコンも違うのかな?